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ポリッシャーが整然と並ぶ作業場の壁

施工する側から見た、大分のカーコーティング専門店の選び方

こんにちは、Carglanz(カーグランツ)です😊

「コーティングをお願いしたいんですけど、どこに頼めばいいか分からなくて」

ご相談のとき、いちばん多く聞く言葉かもしれません。

仕上がりを比べられるわけでもないですし、施工の様子を見る機会もほとんどないですよね。

車を預けて、返ってきたときにはもう終わっている。

だから判断材料が、どうしても価格に寄ってしまうんです。

今回は「うちを選んでください」という話ではありません。

どういう考え方で選べば失敗しにくいかを、現場の目線でお話ししてみようと思います。

もし自分が選ぶ側だったら、何を見るか

社内で、こんな話をしたことがあります。

もし自分がお客様の立場で、初めてのお店を選ぶなら何を見るか。

出てきたのは、この4つでした。


  1. 施工実績が数多くあるか
  2. 設備がしっかりしているか
  3. 知識や資格など、証明できるものがあるか
  4. 技術だけでなく、事前のやりとりや接客が丁寧か

意外に思われるかもしれません。技術や資格が先に来そうなものですよね。

でも、いちばん決定的なのは2番だと思っています。

しかも設備の中でも、照明なんです。

なぜ「環境」が決め手になるのか

理由は、そんなに複雑な話ではありません。

コーティングで仕上がりを左右するのは、磨きの工程だと考えています。

その磨きをするとき、傷が見えているか、見えていないか

ここで少し、補足をさせてください。

傷というのは、いつでも同じように見えるものではないんです。

同じ車の同じ傷でも、室内の照明の下で見るのと、屋外の自然光で見るのとでは、

見え方がまるで違います。光の色や当たる角度が変われば、

さっきまで見えていた線が消えたり、逆に急に浮かび上がってきたりする。

洗車のあと、太陽の下でふと見たら傷が目についた。

そんな経験のある方は、想像がつくかもしれません。

つまり「傷が見えている状態」は、つくらないと手に入らないんですよね。

そして、見えていないものを綺麗にすることは、どんなに腕があってもできません。

施工の質は、「見えていること」×「見えるものを綺麗にできる技術」の掛け算なんです。

どちらかがゼロなら、答えもゼロになります。

さきほどの4つでは、設備を2番目に挙げました。

ただ確かめる順番としては、ここがいちばん先だと思っています。

技術の高さは、外から測るのが難しいですよね。

でも環境は、見れば分かりますから。

この見方を持っておくと、たとえば屋外での施工や、出張での施工をどう考えるかも整理しやすくなります。

ご事情によっては、私たちもお伺いして作業することがあります。

ですので「出張だから良くない」という話ではまったくありません。

ただ、その日の天気や時間帯で光の条件が変わるということは、

見える範囲もそのつど変わるということですよね。

環境が変われば、できることの範囲も変わる。

そこを分かったうえで選ぶかどうか、という話だと思っています。

施工ブース。役割の異なる照明を組み合わせている
施工ブース。役割の異なる照明を組み合わせている

素人でも、環境の良し悪しは分かりますか

よく聞かれます。正直にお答えすると、パッと見て判断するのは難しいです。

ただ、「なんだか普通じゃないライトがついているな」という感じは伝わると思います。

形も明るさも、一般的なものとは少し違うからです。

そして、そこから先は説明を受ければ必ず分かります

たとえば、車を綺麗に見せるための光と、傷を見つけるための光は別物です。

前者は間接照明に近くて、傷はほとんど見えません。そのかわり拭き残しや乾き具合がすぐ分かります。

後者は角度のついた強い光で、傷や汚れがはっきり出ます。

濃い色の車と淡い色の車でも、見え方は変わります。

——こういう話が、聞けば出てくるかどうか。

細かい話に思えるかもしれませんが、ここまで説明してくれるお店かどうかは、

それ自体がひとつの見極めになると思うんです。

だから、やることはとても単純です。

「施工の環境で、こだわっているところはありますか」

見学のとき、そう聞いてみるだけでいいと思いますよ。

そこで照明の話が出てくるか。出てきたとして、なぜその照明なのかまで話してくれるか。

けっこう差が出るところだと思います。

「安い」には、二通りの理由があります

ここは、聞かれても答えにくいところだと思うので、正直にお話ししてみます。

安さの理由は、大きく二つに分かれると思っています。

ひとつ目は、はじめからそういう設計になっている場合です。

新車を買うときにディーラーで勧められたり、給油のついでにガソリンスタンドで案内されたり。

カー用品のチェーン店にもメニューがありますよね。

こうした場所では、コーティングを専門としないスタッフが担当することが多く、

1台ずつ向き合うというより、マニュアルに沿った手順で進めていく形になります。

車の色や車種に関係なく、同じように施工する。

つまり施工しやすさが優先されるんですね。

そうなると、下地の磨きは簡易的なものにとどまるか、行わないこともあります。

材料も、塗りやすくて乾きが早く、失敗しにくいものが選ばれやすい。

そのぶん、保護する力や持ちの面では控えめになることが多いです。

これは、手を抜いているという話ではありません。目的が違うんです。

多くのお車を、決まった時間で、一定の水準で仕上げる。そのための設計になっている。

そこに合わせて、工程も材料も選ばれているということですね。

ふたつ目は、専門店なのに極端に安い場合。

気をつけたほうがいいのは、どちらかというとこちらだと思っています。

専門店を名乗る以上、下地の磨きはしますし、材料もそれなりのものを使う前提のはずですよね。

それで価格が極端に低いとしたら、多いのは技術がまだ固まっていないケースです。

技術が固まっていないと、この作業にどれくらい時間と材料がかかるのかを、自分で見積もれません。

材料費と、自分の工賃と、そこに乗せる利益。この計算ができていないから、金額の設定が甘くなる。

「安いから雑」というより、そもそも適正価格を出せる段階にない、という順番なんです。

お客様から見れば、安いのは一見メリットです。

そこは否定しません。リスクを承知のうえで選ぶなら、それも選択のひとつだと思います。

ただ、ひとつだけ考えておいていただきたいことがあります。

コーティングは、下地の状態の上に積み上げていくものだということです。

私たちも、下地処理がいちばん重要だと思っています。

ここをどこまで整えたかで、まず変わるのは仕上がりの見た目と質感です。

塗装そのものが整っているかどうかは、艶の出方や光の映り込みにそのまま出てきます。

そのうえで、コーティングの定着や、そのあとの持ちにも関わってきます。

次のメンテナンスも、その状態から始めることになりますしね。

最初に省いた工程は、後から効いてくるんです。

だから見るべきは価格そのものではなく、

その金額の中に、どこまでの工程が入っているかのほうだと思うんです。

「思っていたのと違った」

そう感じて、あとからご相談にいらっしゃる方は、実は少なくありません。

説明で聞いていたほどは保たなかった、というお話も伺います。

もちろん、そこからでもできることはあります。

ただ、最初に「どこまでやってもらえるのか」を聞いておくだけで、

そのズレはずいぶん減らせると思うんですよね。

資格や技術力は、どこに出てくるのか

資格や検定があるから絶対に上手い、とは言いません。

資格を持っていなくても丁寧な方はいらっしゃいますし、そこは正直なところです。

ただ、検定には検定の意味があります。

技能検定では、照明を使わないと見えないものを対象に試験をします。

代表が試験監督を務めることもあるのですが、照明を使わない方はまず受かりません。

見えていないので、当然そうなりますよね。

見られるのは技術だけではありません。

電源コードの取り回しで車に触れれば減点になりますし、スタンド型の照明器具を倒して当ててしまえば、その場で失格です。

大切なお車を扱う以上、そこまで含めて技術だと考えられているんです。

検定があることで「ある程度このレベル以上にはいる」と見てもらえる。

資格が保証してくれるのは、たぶんそこまでです。でも、そこは保証してくれます。

もうひとつ。これは選ぶときの視点として、けっこう大きいと思っています。

「あの人にお願いすれば間違いない」

そう言っていただけるのは嬉しいことですが、裏を返すとその人がいない日はどうなるのか

という話でもあるんですよね。

誰が担当しても同じ仕上がりになるか。

お店を選ぶときは、個人の評判だけでなく、そこまで見ておくと安心だと思います。

店内に掲げている認定証。会社としての認定に加えて、スタッフひとりずつが個人で取得している
店内に掲げている認定証。会社としての認定に加えて、スタッフひとりずつが個人で取得している

「その傷は落ちません」で終わっていないか

もうひとつ、判断材料になる場面があります。

たとえばヘッドライトのくすみ。

「これはもう落ちません」と言われた、というご相談を受けることがあります。

でも実際に見てみると、落とせることのほうが多いんです。

どこまで落とせるかを判断するには、経験と知識がいります。

大事なのは、できないと伝えた後に代わりの手段まで話してくれるかどうかですね。

「やってみないと分かりません」だけでは、困っている方の答えになっていないと思うんです。

「ここまではできます」「この方法ならこういう効果があります」

そこまで言えるかどうかに、経験の差は出ると思います。

(コーティングの持ちと下地処理の関係については、別の記事で改めてお話しする予定です)

アフターフォローは、「提案」より「診断」

施工が終わった後のことも、選ぶ前に確認しておきたいところです。

見るポイントは、提案されるメンテナンスの内容が、最初の施工とちゃんとつながっているか

「このコーティングをしているので、この処理で済みます」

そういう説明があるかどうかですね。

毎回同じように費用がかかって、最初に良いものを選んだ意味が感じられないとしたら、少し気になります。

それから、ボディ以外も見てくれるかどうか。

窓ガラスのコーティングは、すぐには変化が出ません。

少しずつ油膜がついて、やがて鱗のような汚れになります。

その途中の段階で「今こういう状態です」と伝えてくれるか。

作業そのものは、誰にでもできます。

でも今どうなっているかは、乗っている方からは分かりにくいですよね。

だから提案ではなく、診断をしてくれるお店かどうかが、けっこう大きいと思っています。

もうひとつ、外から分かることがあります。

長く通っている方が多いかどうか、です。

一度きりで終わるお店と、何年も同じ方が通われるお店とでは、施工が終わったあとの関わり方がどこか違います。

そしてそれは、続けて選ばれてきた結果でもあります。

口コミやSNSで「2回目です」「今回もお願いしました」といった言葉を見かけたら、ひとつの手がかりになります。

口コミは、数より中身

Googleの口コミも参考になります。

ただ、星の数だけを見てもあまり分かりません。

短い一文や写真だけの投稿ではなく、長い文章で書かれているものを読んでみてください。

何をしてもらって、どう感じたのか。そこにお店の姿勢が出ます。

とくに「打ち合わせ」「ヒアリング」に触れているレビューがあるかは、

ひとつの目安になると思います。

施工前にどれくらい話を聞いてもらえたかは、書いた方にしか分からないことですから。

見極めの第一歩は、価格を聞く前にあります

ここまで、いくつかの見方をお話ししてきました。

ただ、第一歩はもっと単純です。

実際に行って、見て、聞いてみることなんです。

お電話やメールで、価格だけをお尋ねいただくことがよくあります。

これが正直、いちばんもったいないと感じています。

どんな場所で施工しているのか。どんな人が対応してくれるのか。

そのうえで、ご自分の車の状態をプロの目で見てもらう。

そこから最適な案をいくつか出してもらう。

その順番のほうが、納得して選べると思うんですよね。

施工の様子。どんな場所で、どんな人が作業しているかは、来ていただければ分かる
施工の様子。どんな場所で、どんな人が作業しているかは、来ていただければ分かる

もちろん、私たちの店も見にいらしてください。

どんな設備で、どんなふうに施工しているのか、遠慮なくご覧いただけます。

ご来店が集中する日はお受けできないこともあるので、事前にご相談・ご予約をいただけると確実です。

最後に

他店で見積もりを取られた後でも、構いません。

断られてしまった後でも、一度聞いてみてください。

別のご提案ができることがあります。

車の状態も、ご予算も、どう乗っていきたいかも、人それぞれですよね。

選び方に、たったひとつの正解はないと思っています。

ただ、価格だけで決めてしまうと、比べられるものが価格しかなくなってしまう。

それだけは、もったいない気がしているんです。

ボディコーティングのメニュープロテクションフィルムは、公式サイトでもご覧いただけます。

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